酪農事業

飼養頭数4,500頭、年間出荷乳量43,396t。

酪農事業は大きく分けると、牛の分娩・育成・搾乳・治療・健康管理等、牛そのものに関する業務と牛舎や搾乳機械の施設設備管理、牛移動・エサ・飼料などの運搬業務、粗飼料の収穫等の環境関連業務があります。いずれも安心・安全・新鮮な生乳を品質・量ともに安定供給するため重要な業務です。
(年間出荷乳量は2022年実績)

「十勝」の役割は、日本の食糧基地。

北海道の生乳生産量は年間約409万トンで全国の約55.6%のシェアを誇り、その中でも十勝は高いシェアを確保しています。特に十勝北西部の広大な土地と冷涼な気候風土は酪農業や畑作農業に適しており、生乳(乳製品)、農作物などを中心とした日本の食糧基地として、これからも役割を担い続けてゆきます。(2019年度)

最先端技術のロボット牛舎が完成。

2020年にロボット牛舎を2棟が竣工。この最先端のハイテク牛舎を100%稼働させることにより、牧場全体の搾乳牛を3,200頭、年間乳量を4万トンまで増加させることが可能になりました。また牛への給餌や牛舎の清掃をできる限り自動化することにより、業務の効率化と労働時間の短縮が実現しました。

環境保全型酪農と地域との共生。

牛の排せつ物は、野積み等の不適切な管理によって、悪臭の発生要因となったり、河川や地下水 へ流出して水質汚染を招いたりするなど、環境問題の発生源としての側面があります。私たちはヨーロッパ(デンマーク、ドイツ、スウェーデン)が積極的に取り組んいるバイオガスシステムを導入し、適切な処理によって土壌改良材や肥料という貴重な資源として有効活用し、地域と共生しながら事業活動をおこなっています。

ビデオギャラリー

最先端のロボット牛舎を映像でご紹介。

ロボット牛舎

搾乳ロボット

給餌ロボット

ロボット牛舎フル映像

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